起業して6年目になった。
独立当初、私には思い描く夢があった。
それは「お花に興味を持ち始めた20代の自分」に重ね合わせたものだった。
OLで働いていた頃、花に無関心だった私が、花覚醒するきっかけがあった。
この話は前にもブログに書いたんだけど、もう一度触れておこう。
「以前の私のように、まだお花に目覚めてない人がたくさんいる。
私がこの手で、多くの人に気づかせてあげなければ」
そんな使命を感じた私は、
「人の心を動かせられるようなお花を作れるようにならなくちゃ!」と思った。

とはいえ、どうしたらいいのだろう?
当時はおけいこ雑誌や紙媒体で学び方を探す時代。
そんな時、通勤途中に貼られていたポスターに目が留まった。
「お花の仕事はじめてみませんか?」
そんなキャッチーな言葉に引き寄せられ、梅田にある某スクールのウン十万の資格取得講座に契約してきてしまった。
母親は「そんな元もとれない資格、解約してきなさい」と大反対。
父親の「勝手にさせておけ」という一言で、スクールに通うことは許された。
それからは三角やらL字やら三日月形やらを作ったり、
カーネーションはバラバラするのがうまくなったり…
お花に目覚めた感覚と、遠く離れた場所にいてた。

資格取得を重ねる段階で「あれ?あれ??!」と思いだし、
「資格」から「現場で働く」方向に切り替えることにしたんだけどね。
でも、そんな当時の記憶に残っているのは
毎週、練習に必要な荷物を抱えてを仕事に行き、定時にあがれるように頑張って、ワクワクしながら夜のスクールに通っていたこと。
夢中になれることに出会えたこと。
ひとつひとつ、できることが増えていったこと。
花仕事を目指す仲間に出会えて楽しかったこと。
仕事ばかりで趣味もなかった私が、花にのめり込んでいく。
その場所は、いつしか私自身を輝かせてくれる場所になっていた。
だから、私はずっと夢見ているのです。
当時の自分が輝ける場所を見つけたように、
「多くの女性が花を通じて輝ける場所」を
私らしい形で再現してみたい。
こんな大都会で、ちっぽけな私が
どうしたら実現できるのだろう。





